音読みの2音目ショートカットのこと。
音読みの2音目のことを韻尾っていうらしい。
いうきくちつっん
の8音をショートカットすること。
V式(手書き)
「っ」
モーラとモーラの間に挿入することができる。具体的には文字同士を交差させる。
「ち」
かんたんに書けるので、用意されていない。
手書き式速記は、ストロークを無限に続けることができる、つまりポーリングがないので、このようなことができる。
「き」「く」「つ」「ん」
文字の最後に円を付けて、その大小・形で区別する。
「き」「く」は同じ符号だけど
え段の後ろだけ「き」にして、ほかはすべて「く」にしている。
「ん」と「つ」はすべての母音の後ろにつけることができる。
「い」「う」
手書き式速記は、エーとエイを区別しないので、伸ばし棒で表現する。
あ段に伸ばし棒をつけるとアイになる。^
書き方 | 表現できるアルファベット |
---|---|
ア+ー | あい、やあ、やー、 |
イ+ー | いい、 |
ウ+ー | うう、ゆう、うー、ゆー |
エ+ー | ええ、えい、えー、 |
オ+ー | おお、おう、おー、よお、よう、よー |
メジロ式
韻尾ショートカットを母音キーとショートカットキーにまたがって実装している。
実質的なキー数としては、本来3bitで住む母音+拗音を5bitで、親指3キーなので、
5キーで実装していると考えれる。
「き」「く」「ち」「つ」「っ」「ん」
前の文字が何であろうとキーを押して無条件で出すことができる。
追加で長音が実装されており、8通りで3bitで実装している。
「い」
母音拗音キーによって、清音の全てに「い」をつけれるようになっている
拗音に「い」をつけるものは実装されていない。
「う」
同様に、「おう」「よう」「ゆう」「うう」が実装されている。
+α
ああ、あえ、などの韻尾ではないショートカットが実装されている。
メジロ式V2
1文字目 | 2文字目 |
---|---|
あ | い |
え | い |
お | う |
ゆ | う |
よ | う |
う | う |
う | い |
Machibari
knth*の5つのキーで実装している。
出力 | 入力 |
---|---|
く | k |
ん | n |
つ | t |
ー (長音) | h |
き | kn |
っ (促音) | kt |
ち | th |
い または う | nh |
り | *k |
れ | *n |
る | *t |
ら | *h |
ろ | *kn |
直前の文字を繰り返す | *kt |
いん | *th |
あ, え, い のいずれか | *nh |
い または う nh
の挙動
直前の母音に応じて変化する
入力 | 出力 | nh |
---|---|---|
A | あ | い |
I | い | い |
(なし) | う | う |
AO | え | い |
O | お | う |
IA | や | い |
IAO | ゆ | う |
IO | よ | う |
同様に*nh
の挙動は
入力 | 出力 | *nh |
---|---|---|
A | あ | あ |
I | い | え |
(なし) | う | い |
AO | え | え |
O | お | い |
IA | や | あ |
IAO | ゆ | い |
IO | よ | い |
まちばりとメジロ式の比較
「き」「く」「ち」「つ」「っ」「ん」「ー」 は同様に実装されている。
メジロ式の2重母音は以下が実装されている。12種類。
おう、ゆう、ああ、よう、あい、おい、うい、えい、おお、いい、あえ、うう
まち針は
あい、いい、うう、えい、おう、やい、ゆう、よう、
ああ、いえ、うい、ええ、おい、やあ、ゆい、よい
の16種類。
さらに、まちばりは「らりるれろ」が実装されている。
メジロ式は、子音母音を押してないときに、これらのキーを使って、助詞を入力する機能が実装されている。
韻尾の法則について
AIのコピペ。
あとで編集しつつ検証する。韻尾が「ク」か「キ」かの法則
これは、元の中国語の音の最後が [-k] だったものに対応します。
直前の母音が ア・ウ・オ段 の場合 → 韻尾は ク になります。
- 例:学(ga-ku)、福(hu-ku)、国(ko-ku)
直前の母音が イ・エ段 の場合 → 韻尾は キ になります。
- 例:的(te-ki)、石(se-ki)、壁(he-ki)、力(ri-ki)
教育などの
え段+くはほとんど存在しない。
齷齪(アクセク)くらい。韻尾が「ツ」か「チ」かの法則
これは、元の中国語の音の最後が [-t] だったものに対応します。
直前の母音が イ段 の場合 → 韻尾は チ になります。
- 例:一(i-chi)、日(ni-chi)
直前の母音が ア・ウ・エ・オ段 の場合 → 韻尾は ツ になります。
- 例:圧(a-tsu)、骨(ko-tsu)、鉄(te-tsu)、仏(bu-tsu)
こちらも、「〜アち(achi)」や「〜ウち(uchi)」といった音読みは原則として存在しません。
オ段の後には「い」は来ず、「う」が来る。
- 「セイ(ei)」「カイ(ai)」という音読みはあっても、「ソイ(oi)」という漢音系の音読みは基本的にありません。「オ段」の後の母音韻尾は「う」になります。(例:コウ(ou), トウ(ou))
あい
Link to original
い
う
えい
おう