Take Notes!

Scrapboxの使い方

原文

https://takesmartnotes.com/

How to Take Smart Notes

ネットで

文系の論文を書くための手法

と述べられていた。


32p

本書の読者は専門家になりたいと考えている

36p

メモで重要なのは、嗜好を集めるだけではなく、たがいに結び付けて、新しいアイデアを思いつくきっかけにすることです。

P50 成功した人物についての論文

P51 なぜツェッテルカステンが普及しないのか。生産システムに組み込めていないなど。

P54 ネットで見た自分の言葉で書くの意味が書かれてある。本に書かれてある言葉を理解し、それを自分の言葉で説明することによって、より抽象的な理解なり、抽象的ということは応用が効く知識になる。

P56 階層構造の欠点とリンク構造の利点を述べている。

p57 シンプルなシステムによって、脳の補助をする必要がある。

第二章

p63

主な仕事は考え、読み、理解し、アイデアを思いつくことです。

ひとまず、メモを取っていて、リニアなメモができるはず。

リニアなメモっていうのがいわゆるデイリーノートになるはず。

これを分解して、ツェッテルカステンに切り分ける。

事実いま、こうしてリニアなメモが出来上がっている。

p65

走り書きのメモが、私が言うリニアなメモだと思った。

p95

公表できるレベルの洞察を得る

ツェッテルカステンの正当性

おおよそ、ほとんどの仕事が自分の考えを述べるということ。

文献メモと走り書きのメモの違い

読むのに2時間以上かかるかどうかなど

とにかく、シンプルなシステムを作り上げること。それによって、より手軽に仕事を進めることができる。

大きな仕事を分解せよという考えがあるが、小さい仕事を積み重ねて、それを組み合わせるだけで大きな仕事を作り出す。それがツェッテルカステンのシステムである。

小さいサイクル。

でかい計画をするのは難しいから、小さくてより具体的なタスクに分けるべき。

ツェッテルカステンの具体的な手法の説明が終わった後、いかにこのシステムが優れているかの説明が続く。

数学者がやることは散歩。

この本の最大の欠点は、冒頭でも述べた通り、文章を書くという目的が前提になっていることである。

が、これは”説明する”に置き換えて、動画とか、スライドとか、それこそ交渉などにも使えると思う。

判断する回数を減らす。判断する回数には限りがある。

これは、自分が今まで脳だけで行っていたこと。しいて言えば脳とツイッターだけで行っていたことを、これからはいろいろなツールを組み合わせ、シンプルなシステムを作り、脳を補助、拡張するのである。

とにかくこの本に書かれていることは、メモの取り方を中心として、思考の仕方、脳の構造などについてだ。

知識はリニアに入ってくるが、知識の構造はリニアではない。

知識の構造をネットワークとして保存し、説明を行う際はリニアに直す。

ネットワークとして保存するのがツェッテルカステン。

1日1ページ書ければ、1年で200ページ。博士論文を1年に1ぽん書くこともできる

思考は非常に短いプロセスで起きているのではないか。むしろ人間の脳は短いプロセスまで切り分けないと使い物にならない。

簡単か難しいかのレベルではなく、不可能か可能かのレベルで、人間は脳を拡張するシステムを必要としている。

なんか、メモを探すというプロセスによって、偶発的に知識を呼び起こすみたいなことを期待している部分もあるっぽい

忘れることができるから思考することができる。

忘れるためのシステム。

自分の体験より、他人の体験の方が役に立つ、

というか、自分が体験できることは少ないし、他人の体験がまとめられた文献を読めば

実際に体験するより早く情報を得ることができる。

さらには、他人の体験によって自身の体験が裏付けされ、より括弧な情報になる。

体験から知識・情報をつくる

メモをつくるトレーニングをすることで、さらに発展させることができる。

メモの重要性はこの本でさんざん説明されている。

知識の再利用性を高める。p253

知識を利用するとは、書物を書いたり、新しい発見をすることである。

なぜリニアに保持するのではなく、ネットワークとして保持するのかといえば、

いったん飽きて別なことを初めても、また戻ってきたときに、再開しやすいから。

知識の生産性を高めることができる。

再利用性が高いとすべてのトピック、プロジェクトに役に立つ。

理解・分解・再構築

ツェッテルカステンは錬金術である。

読了!

2022/06/29

単なる感想だが、これは次元が違うといわれてたのも納得する内容。

全人類この本を読んでほしい。

そして、これが刺さった人間が、より社会を発展させる。