わかりやすく伝える or 受け取りてのレベルを上げる

#金

科学(現象)をわかりやすく伝えるのは無理だから受け取り手のレベルを上げるしか無い

と思っていた

でも、美術に対しては、受け取りてのレベルに合わせてわかりやすく伝える必要があるなと思う。

逆に、伝わらない美術は美術ではない(1900年代以降、多いと思う)

とはいえ、「自分だけが知っている」という状態は気持ちいいはずなので、最近の美術はそれをビジネスにしているのだなとは思う。

これ見て思った。

https://note.com/361deg/n/ne15df57dce28

頂いたレス(孫レスも含む)の中に、「WebやSNSで展示されてるのと同じでしょ?ただパネル展示されただけじゃん」というご意見がありました。状態としてはまさしくその通りなのですが、「作品」として見せることはSNSで画像を投稿するのとは違ったプロセスが発生します。

インスタに載せる写真を盛るためにAI画像生成を使うのと、ひとつの「絵画/イラスト作品」としてAI画像生成を使うのとは、それぞれ意味が違うんです。少なくても消費者という立場では同じでも、「作家」としては明確に違う。

展示の仕方や作品の並べ方、見せ方にも意味や意図が発生してしまうんです。いわゆる「キュレーション」ってやつですね。その意図を読み取る訓練を受けてきた私には、ただ受賞作品を並べただけには見えなかった。作者が存在する「作品」として成立してしまう「圧」を私は感じてしまったのでした。

勝手に圧を感じてはえーってなってるだけなのかもしれない。

逆に、自分が美術作品からは何も読み取ってはいけないという考え方なのかもしれない