最初にまとめ

790i SEは790iとほとんど変わらないCPU性能を持つが、値段は770iと変わらない。
その背景にはWi-Fi BluetoohモジュールとSSDのヒートシンクがついてこないということがあるが、この2つは1万円程度で用意できるので結局やすい。

スペック的には790iと変わらないが、付属品などの違いがある。
以下は、主な違いについてピックアップして比較した表である。ここに記載しなかっと部分はほとんど同じと考えていい。

項目790i SE790i770i
値段61,00078,00059,000(終売)
CPU7940HX7945HX7745HX
コア数/スレッド数16/3216/328/16
Cinebench R23 (MC) ※133370 (105%)3167018065 (57%)
Cinebench R23 (SC) ※11864 (95%)19551842 (94%)
最大消費電力(CPU)100W100W100W
Wi-Fi, Bluetoohなし ※2ありあり
SSDのヒートシンクなしありあり

※1 Geekbenchのパーセントは7945HXに対してのスコア
※2 M.2 2230 key Eポートがあるので増設可能

Wi-Fi BluetoohモジュールとSSDのヒートシンクについて

790i SEと790i, 770iの違いとして、Wi-Fi BluetoohモジュールとSSDのヒートシンクがついてこないという点がある。私自身、開封する前まで見落としてた。

ゆうてこれらを別に買っても1万円程度なので、安いです。

CPUの性能・コストパフォーマンスについて

結論から言うと790i SEと790iはほとんど同じCPU性能となっている。

シングル性能は、最も性能がよい790iに対して790i SEも770iも95%程度の性能となっていることから、ほとんど誤差範囲と言えるだろう。

マルチ性能は、790iに対して770iはほとんど半分程度の性能になっており、シングル性能が変わらずコア数が半分なので妥当な数値となっていると言える。
790iと790i SEではCinebench R23では790i SEの方がスコアが高いが、Geekbench 6では790i SEのほうがスコアが低いがそれぞれ±5%程度の差となっている。