この記事未完成です
完成したらnoteに出します。
オルカンとは
かんたんに言うと 「全世界の株を代わりに買ってくれる投資商品」
のことです。
より詳しく書くと…
モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル
オール・カントリー・ワールド・インデックス
通称:MSCI ACWI
という指数に連動するような投資信託やETFのことを「オルカン」といいます。1
具体的には…?
モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル
オール・カントリー・ワールド・インデックス
このカタカナについて。
MSCI モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナルは会社名です。
この指数を設定してる会社です。
1799年に出来たJPモルガンという会社から世界恐慌後に投資部門だけ分離したのがモルガン・スタンレーです。日本江戸時代です。バカ歴史長いです。
ACWI オール・カントリー・ワールド・インデックスは数値自体の名前です。
こいつは何なのか。
ACWIの中身
ざっくりいうと、
先進国23カ国と新興国24カ国の合計47カ国の
上場する約2,700企業の時価総額で加重平均した指数のこと。
時価総額というのは、株価×発行数でその会社の規模みたいなものを表す数字。
この約2,700もの銘柄は、全世界の株式市場の時価総額の約85%を占めている。
つまりオルカンは、
おおよそ「世界の株式市場の平均値を表現した数字・指数」ということ。
それで、投資において指数というは、
「株の配分(ポートフォリオ)」 の意味を持っているとも言える。
この数字を算出する方法と同じように株を買う。
ということができるというわけ。
こういう株の買い方を指数連動と言って、
大抵の場合、代わりにやってくれる投資機関・投資信託商品があって、
それらを指数連動型ファンドと読んだりします。
それが冒頭で話した
「全世界の株を代わりに買ってくれる投資商品」
ということになる。
指数連動型ってどうなの?
結論から言うとバカ強いです。
指数連動型というのは、一旦誰かが考えた指数があって、
それに従って投資するというスタイルです。
なので、何も考えてません。
何も考えてないので、人件費とか余計なコストがかからないので、
シンプルに稼げます。
また、指数連動型をパッシブファンド・インデックスファンドと呼び、
指数連動型より稼ぐのを目的としてるのをアクティブファンドと呼びますが、
このアクティブファンドの8割がインデックスファンドより成績が悪いという分析結果もあります。
大型株アクティブファンド 20年間で94.12%がベンチマークに届かない!?|安東隆司
この背景には「インデックスファンドは何も考えてないからコストがかからない」というものがあります。
世界GDPは成長している。
オルカンに投資するということは、全世界の株式市場の平均に投資するという意味になる。
だから、この「全世界の株式市場」が成長してるのかが大事。
そしてこれは、確実に成長してる。
過去30年間のデータだと、
オルカンは平均で年間8%ほど増えている。
オルカンは常に変化している。
3ヶ月に1回、指数の見直しをします。
もっとオルカン話
85%ってどうなの?
実は99%をカバーするファンドもあります。
結論から言うと、実際のデータを見ると99%と85%の差は誤差レベルの差しかありません。
この背景にはオルカンのカバー率の85%は上位85%の企業なので
残ってる小型株はこの上位85%の企業の影響を受けやすかったりします。
だから、85%のカバー率でも十分に世界の株式市場を表現することができているというわけなんですね。
差を作ることが重要
例えば、全世界のすべての人が全資産をオルカンに入れたとします。
世界経済は成長するのでオルカンも上がります。1年10%増えたとします。
ところが、お金の価値は相対的なものなので、全員が10%額面で増えても、
そのお金の価値は変わってない。つまり物価が上昇して価値が変わらなくなってしまう。という側面があります。
コアサテライト戦略
オルカン補助食品
金
Ethereum
https://www.nomura-am.co.jp/sodateru/stepup/investment-choice/world-stocks.html#section3
Footnotes
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※正式には…
三菱UFJアセットマネジメント株式会社はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に対してオルカンという愛称を付け、これを2022年1月28日に商標登録している(商標登録第6506054号)。
とのことから、この投資信託のみをオルカンと呼ぶのが正式ではある。 ↩