ETHかSOLか。みたいな。

機能としてはSOLのほうが上位互換ではあるけど、
ノードの数、出来高、取引高、ステーキング量、知名度、歴史などはETHのほうが上。

ノードの数やステーキング量は、ネットワーク全体の安定性につながるし、
歴史は、ネットワークが維持されてきたという実績になる。

知名度は、メンテナーの数にもつながるし、その分バグとかが発見されやすいということにもつながる。


SOLがすごいんだけど…

SOLはかんたんに言うと、ほぼETHを早くしたやつ。

ETHを日常的に使うためにはレイヤー2を使う必要がある

レイヤー1は価値の担保だけでいいのか?

現実問題として、法定通貨は、めちゃめちゃ法定通貨のレイヤー2に依存している。
各銀行とか決済システムとかは、法定通貨を発行する機関が直接管理しているわけではない、レイヤー2システムである。

だけど、暗号資産でこれと同じことができるのか、と言う話になるとかなり難しい。

Decentralizedで高速な取引用のETHレイヤー2をつくるんだったら、最初から高速なSOLを使うほうが良い。

Centralizedのレイヤー2でもいいとは思うけど、
実質的に暗号資産としての価値の担保ができなくなるとは思う。

Centralizedなレイヤー2の場合、具体的には以下のような問題がある。
システムトラブルがあった際の補填が、その国・行為地の法律によって実施される。
また実施されない可能性もある。その他に関しても、行為地の法律に縛られる。
レイヤー1側に出金できない可能性もある。

逆に言うと、普通に個人で暗号資産のセキュリティを確保するのは難しいと思うので、
(法定通貨ですらセキュリティを確保できてないのに…)
暗号資産を日常で使用するときは、行政機関による審査を通ったレイヤー2を使用するほうが良いかもしれない。
→ただ、外部に送金できなくなるとつらい。

なんか価値の担保だけでいい気がしてきた

結局、外部に送金できるかどうか。