VRCではなぜ小規模なグループができるのか
VRCではなぜ転生が流行っているのか

まず初めにVRChatは1人から始まります。
友達に誘われたとしても、まずは一人です。
この状態をソロプレイヤーと呼びます。
この状態はフレンドがいないという状態ではなく、フレンドがいてもソロプレイヤーです。詳しくは後で説明します。

次に、何らかのきっかけで自身を含めた2-3人のグループができます。
ここで言うグループというのはフレンドレベルでは無く
VRCの本質でもある「VRCで会いたい特定の個人」のことを指します。

この1人だったVRCから2人のグループへ変化するまでめちゃめちゃ時間がかかります。
体感100時間くらいかかります。

というのも、VRCの本質のひとつという部分があり、
つまりお互いが信頼関係で、とりあえずVRCにログインすれば会える、「また、明日」と言える関係を構築するまでめちゃめちゃ時間がかかるということです。

つまりこの会いたい人がいない状態がソロプレイヤーです。

しかし、一度この関係性が構築されると、安定し始めます。安定し始める要素として2人グループから3人グループになるとより安定します。
なぜなら、3人中2人がインすれば「会いたい人がVRCにいるからVRCをやる」が成立するからです。

そしてこの2,3人グループは、また何らかのきっかけによって成長していきます。このタイミングにソロプレイヤーがグループに加入するパターンもあります。

この成長はおおよそ5人-7人くらいで、止まります。

VRCではイベントなどを除いて、大規模なグループをみたことがありません。ここではグループというのはある集団においてすべての人がすべての人と「仲の良い人」になってる状態です。
複雑系ネットワークで言うところのクラスターです。

この5-7人くらいの状態ではアクティブ率が低くなっても「会いたい人がVRCにいるからVRCをやる」が成立しやすくなります。
この状態では、毎日固定のメンバーと居るわけではなく、イベントとかに参加しやすくなます。
全体として全員が揃うときは少なくなります。

このタイミングで起こるのがグループの分裂です。
まず、この5人程度のグループは全員と親密度・関係値・信頼度があります。その中で個人の好みや、たまたま一緒にいることが多いなどによってグループ内の親密度に偏りができます。

話がそれますが、お砂糖を始めとする恋愛関係は、好きだから親密度を上げるんじゃなくて、親密度があるなかから好きになると思ってます。
ただ…この親密度というのは…A→B,B→Aでは違う値になってます…あくまで会いたいかどうか、その人を信用できるかどうかです。

そういう流れで6人グループが4:2に別れたりします。
ただ別れる際にはある特徴があります。
何度も出していますが「会いたい人がVRCにいるからVRCをやる」ので、
この会いたい人が”一人だけ”のとき2人グループに分裂します。
分裂といっても6人グループが5:2になるパターンも多いです。2人グループの1人が元のグループとも以前と同じ様に仲良くしてるパターンです。(これが闇を生みます)

話を戻すと、ある特徴というのは「友達は一人だけめっちゃ仲いい人がいれば十分だ」とか「ひとりの人を大切にしたい」とかいう考えを持っている人が分裂を起こします。
このような依存体質な人をデュオと呼んでいます。

VRCの輪廻はデュオを中心に回っています。

輪廻のハッピーエンド

信頼度に偏りができ、2人グループへ分裂し、さらに信頼度を高め、リアルでも交友し、同棲や結婚までいく…
という話は実際にあります。
輪廻から抜け出し次のステージに行きましょう。

輪廻のバッドエンド

単刀直入に、2人グループが別れて、ソロプレイヤーになることです。
なぜ別れるのかについてはパターンが多すぎて言及しません。
このとき、元のグループに戻るパターンもあります。
戻れないパターンは時間が空いてしまっていた時です。
時間経過によって親密度が下がってしまっているので戻れなくなっています。

そしてこのとき、ソロプレイヤーになりやすいのはデュオです。
次の輪廻の周回が始まります。
が、このタイミングで輪廻から抜け出すパターンもあります。

強くてニューゲーム

2週目以降のソロプレイヤーは以下の選択肢が選べます。

  • ハブになる。(輪廻終了)
  • さすらいの人になる。(輪廻終了)
  • この周回で得たものを引き継いで周回
  • プレイヤーデータを削除しまた1から遊びなおす。(転生)

おめでとうございます、これでVRCの輪廻のすべてが理解できました。

プレイヤーの種類

以下、私が勝手に名前を付けました

ハブ

デュオの宿敵でVRCの頂点に君臨するモンスターです。

ハブは、人間関係のような複雑ネットワークに見られる、
いろいろな人とつながっている人です。

ハブの特徴は特定のグループに属さない、もしくは多くのグループに属している人です。

ハブは先ほど説明した輪廻の中で、グループの人数を増やす役割をします。
別な言い方をすれば、まず最初にハブが人間関係の亀裂となる因子を持ち込んでくるということです。

そしてこのハブは輪廻の外側にいます。

ハブを好きになったデュオが嫉妬や寂しさで壊れる漫画よく見ますよね。

さすらいの人

わたしです。
7年間VRChatをやったが、全く馴染めかなった人の話。
で述べている、観光してる人。
輪廻の外側にいて、なおかつ輪廻と関わることもない、ただの部外者。